
注文住宅の計画が進んでいくと、図面の線だった空間が少しずつ立体的に思い描けるようになります。
間取りが見えてくると、次はキッチン・お風呂・洗面といった設備を選ぶ段階へ進みますね。
ただ、ここで多くの方から挙がるのが「思っていたより選択肢が多くて迷う…」「実物を見ると印象が変わった」 という率直な声です。
カタログには生活感のないきれいな写真が並びますが、暮らしの中で実際に使ってみると不便だった、と感じることも少なくありません。
こうした「実際に使ってみないと分からないこと」を確かめる場所が、ショールームです。
ショールームとはどんな場所?見学が必要な理由

ショールームとは、LIXIL・TOTO・Panasonicなどの主要メーカーが設けている、住宅設備を「実際に見て・触れて・体験できる展示施設」 のこと。
予約すれば無料で見学でき、設備の質感や使い勝手をその場で確かめられます。
たとえば、キッチンでの一例がこちらです。
- 水栓や建具など、取っ手を握った時のフィット感
- 引き出しの奥行感やスムーズな動き
- 排水口の外しやすさ
- 換気扇の手入れのしやすさ
- ワークトップの高さや奥行きの感覚
どれも毎日使う場所だからこそ、少しの違いが大きなストレスにつながることもあります。
見た目の好みだけでなく、引き出しの重さや掃除のしやすさなど、細かな部分の積み重ねが快適さを左右するカギです。
アムキットホームでも、ショールーム見学を終えたお客様から 「見て触ってみて本当に良かった」 と話していただくことが多い理由は、まさに「感覚のリアルさ」にあります。
設計士が同行するメリットは?「映えるSNS」の落とし穴

ショールームは、実際に設備を体感できることが魅力ですが、展示空間が非日常的であることもあり、自宅サイズや予算との「ギャップ」が生まれることも少なくありません。
そこでアムキットホームでは、 このようなギャップをできるだけ埋められるよう、担当設計士が同行するサービスを基本としています。
設計士が同行すれば「疑問」をその場で解決しやすい!
ショールームを訪れると、各メーカーさんがおすすめの設備を丁寧に案内してくれます。
またSNSなどで発信されるものも、「そのメーカーにとって一押しの新商品」であるケースが多いですよね。
そのため、つい「映える設備」に目が行きがちになり、ご家庭にニーズ合わない高級シリーズの見学に時間を割いてしまうことも…
また、カタログや画像から得られる情報には限界があります。
そこで、頼りになるのが担当設計士の存在です。
担当設計士が同行するメリットは、次のようにたくさんあります。
- 図面上のサイズ感を、実物と照らし合わせて確認できる
- 気になる商品を比較しながら、ライフスタイルに合わせて助言がもらえる
- 「それ、うちの間取りには難しいかも…」とその場で判断しやすい
- 掃除やメンテナンスが負担にならないか一緒にチェックできる
たとえば、換気扇のファンの外し方や、排水口のお手入れの確認は 「一度操作してみませんか?」 とこちらからお声がけすることもあります。
事前チェックした設備も「体験すること」が大切
実際に触れ他お客様から、 「インスタで憧れていたけれど、思っていたより金具が多くて扱いづらかった」 そんな感想をいただくことも。
見た目の好みも大切ですが、「暮らしに馴染むかどうか」は触ってみないと分からないものです。 設計士がそばにいることで、迷いや不安をひとつずつ整理しながら前へ進めます。
その結果、無駄に迷う時間を減らし、スムーズな家づくりが叶うのです。
いつショールーム見学に行くのがベスト?
ショールーム見学をするタイミングは、早すぎても遅すぎても選択に迷いやすい…
そう耳にしたことはありませんか。
そこでアムキットホームでは、不必要に選択に迷わないよう、 間取りが固まり始めたタイミングでショールーム見学へご案内するようにしています。
- キッチンの位置
- 収納量
- 通路の幅
- 動線のイメージ
これらが見えていると、設備選びが一気に加速します。
逆に、最終段階で見に行くと「気に入ったけれどサイズが合わない」というケースもあるため要注意です。
家づくりのタイミングによって、設備や内装の「選びやすさ」が変わります。
私たちはお客様の状況を細やかに把握し、安心してショールーム見学していただけるよう、ベストな時期をご案内させていただきます。
ショールーム見学でこれだけは押さえたいポイント!

非日常感のあるきれいなショールームに足を踏み入れると、心が躍りますね。
けれども、冷静な目も持ちながら、家族構成やライフスタイルの今後も踏まえて細かく確認することが大切です。
事前に、ショールーム見学時に押さえたいポイントを確認しておきましょう。
- 見た目重視で決めない
ショールームは、ホームステージングによって照明も空間も美しく整えられています。ですが、実際にその内装や設備がご自宅になじむかを冷静に判断しましょう。
見た目だけではなく、コスト面やメンテナンス性なども確認しておくと安心です。
自宅の生活動線を思い描く
たとえば、 料理中に自然にどこへ手を伸ばすのか、 洗濯はしやすいかなど、実際の暮らしに照らし合わせて生活動線をイメージしてみてください。
その際は、ご家族のライフスタイルの変化やお子様の成長も視野に入れましょう。
- 操作してみる
排水口や換気扇、水栓などは、普段のこまめなお手入れが必要な部分です。
メンテナンス性はもちろん、スイッチの位置なども操作しながら確認しましょう。
- 設計士に気軽に質問する
疑問をその場でクリアにできるのは、設計士の同行ならではの魅力です。
遠慮せず、気になる点があれば気軽に質問してみましょう。
そこで残したメモたちが、迷った時の強い味方になってくれるはずです。
「選んで良かった!」を積み重ね、納得のマイホームに

お引き渡し後に訪問すると、 「こっちにして良かった」「使いやすくて安心しました」
そんな声をいただくことがあります。
設備や内装などは、日々の暮らしに直結する重要なポイントです。
だからこそ、アムキットホームでは 「触れて確かめること」 「暮らしに合うものを選ぶこと」 を大切にしています。
ショールーム見学は、 この先の暮らしをリアルに想像する場であり時間です。
迷っても、不安があっても大丈夫。
担当設計士が、そばにいます。
ショールーム見学のご相談や、設備選びのお悩みなど、どうぞお気軽にお声がけください。
一緒に「選んでよかった!」を積み重ねて、納得のマイホームを実現しましょう。
